VSOP-2とは

VSOP-2(VSOP:VLBI Space Observatory Programmeの略)とは、世界初の国際的な電波天文学スペースミッション「VSOP」に続く、次世代のミッションのことです。VSOP-2は、電波望遠鏡(アンテナ)を搭載した人工衛星を地球軌道に投入し、VLBI(Very Long Baseline Interferometry)とよばれる手法により地上の電波望遠鏡と協力して観測することで、直径3万kmにもおよぶ巨大な望遠鏡を形成します。この手法により、分解能38μ秒角という超高分解能が達成でき、活動銀河核の中心領域や原始星の磁気圏などの撮像を行います。

VSOP-2が目指す性能
VSOP-2ではVSOPの分解能10倍、感度10倍を目指します。
43GHz     22GHz      8GHz
分解能 38μ秒角 75μ秒角 205μ秒角
検出感度(1)(7σ) 107 mJy 50 mJy 23 mJy
高感度地上望遠鏡を含む場合の検出感度(2) (7σ) 22 mJy 12 mJy 5 mJy
位相補償検出検出感度(3) 11 mJy 8 mJy 6 mJy
イメージ雑音レベル(4) 0.71 mJy/beam 0.45 mJy/beam 0.24 mJy/beam
(1)VLBAアンテナ(口径25m)1素子と観測した場合。積分時間は子ヒーレント時間(6分@8 GHz、2分@22 GHz、1分@43 GHz)を想定。

(2)相手局はphased-VLAを想定。

(3)位相補償によって90分積分した場合の感度。相手局はVLBAを想定。

(4)1軌道の時間(7.5時間)を10局のVLBAアンテナと共同観測した場合。

VSOP-2の推進体制
VSOP-2は宇宙航空開発研究機構・宇宙科学研究本部(JAXA・ISAS)と国立天文台が中心となり、日本各地の諸大学やその他の研究機関と連携し、衛星の開発、科学目標の検討を行っています。

またVSOP-2衛星は地上望遠鏡と同時に観測を行うため、地上望遠鏡との連携は必須です。VSOPの成功によって培った協力関係を生かし、世界各国の機関と協力しながら計画を推進しています。

ロードマップ
現在JAXA・ISASに提案を行っている段階で、2011年にISASのM-5ロケットを使った打ち上げを目指しています。ミッションの寿命はおよそ5年を考えています。

VSOP-2計画の詳細については、「VSOP-2計画 提案書」をご覧ください。

2005年度提案書の電子版はこちら(pdfファイル 48.5MB)

2005年度提案書の補足資料 (pdfファイル 3.7MB)

※クレジットの都合上、提案書の一部のページは削除されています。

削除箇所:提案書の3.5.1, 3.5.3, 3.5.6, 3.5.7, 3.5.7, 3.5.8, 4章

     補足資料の4, 5, 6, 7, 9章


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